鱗翅目(りんしもく)の見る夢 [気になる話]
僕が持ち歩いているキーホルダーはこんなの。
家の鍵でしょ、車のキー(なぜか「鍵」じゃない感じだね)でしょ、海のエジプト展会場で作ったヒエログラフの「YUTAKA」でしょ、そしてブラックライトがついてる。
ブラックライトをキーホルダーにつけて何に使うかって?
そりゃぁ街で蛍石を見かけたら蛍光を発せさせるためさね(半分嘘で半分本当^^)。
これは今年のミネラルフェアで買ったイギリス産の蛍光が強い蛍石だよ。
よく光るだろ? 陽の光でも蛍光を出してるのがちょっと見える。
ただ台の紙が漂白されてるために負けじと強く蛍光を出し、ちょっと悲しー。
さてこのブラックライトで、授業の帰りの夜道、ふと思いついてカラスウリの花を照らしてみた。
なーーんと、宵闇に花が、特に花粉が浮かび上がったよ!
手持ちで露出1秒なので手ぶれは許してください。
葉っぱは蛍光をまったく出さない。花だけが、特に花心が強く蛍光を出すんだね。
蛾達はこれを見て受粉しに来るんだー。まぁ目的は蜜だろうけど。
この理科散歩の2冊目に紹介した中公新書の「モンシロチョウ(→私を押して。)」によれば、オスは未婚のメスを紫外線で見分けるという。
チョウやガなどの鱗翅目(りんしもく)は紫外線を感じる目をしている。んだと思う。はっきりしたことは知らないけど。^^;;
ちなみにもうちょっと前にツツジの花を夜中に照らしてみたおしべの先っちょの花粉だけが蛍光を出した。
カラスウリは花全体が蛍光を出すから夢見心地でフラフラ飛んでる蛾にもすぐにその場所がわかるんだろうかね。
満月の夜、林の縁のよく月の光がよく当たるところのツルに咲くカラスウリの花。
きっと夜の鱗翅目のデートスポットだね。
見てみなくちゃ分からないね。 [気になる話]
モグラの本を読んだので、代々木公園にちょっとモグラの、モグラ塚の写真を撮りに行ってきた。
人が多くて地面が固いところにはいないだろうから、園内地図を見て、入って右側の明治神宮との境界あたりの道を行ってみる。
すると…この続きはモグラ本の回に。^^;
さて、一通り写真を撮って、噴水の方へ行くと…おっ、カラスが集まってる。
見てると1羽ずつ行水してる。“烏の行水”だ!
写真を撮ってブログ記事にしようと思ってカメラを構えると、あれっ、もう終わっちゃうのか。終わると飛んでっちゃう。
しばらくすると次の1羽が…だめだ、カメラをのぞいて、カメラがピントを合わせてる間にもう終わっちゃう。
あー、なるほど“烏の行水”だー!
本当に早い。1回ザバッとやっておしまい。飛んでく。で、次の一羽。一羽ずつしかやらない。
しょうがないからピントを合わせたままズーッとのぞいていて、行水が始まったとたんシャッターを切ったよ。
言葉としてもよく使うし、意味も知ってるわけだけど、こんなに短いとはね。
実際に見てみなくちゃ分からないね。
NHK教育TVで「科学大実験」っていう番組をやってるのを知ってるかなぁ。
「やってみなくちゃ分からない」を合い言葉に、「そりゃそうだろう」と、特に大人は思うことを、本当はどうなんだか“大実験”で確認していく。
まえにタモリのトリビアの泉の“トリビアの種”でやってたみたいな感じ。失敗も見せたりして、さすが教育TVですな。
ナレーターはなんと細野春臣(今は土曜夜の音楽番組スコラにも出演中)さんで、あの声でぼそぼそ実験の様子を実況中継し、最後に「やってみなくちゃ分からないね」と決めぜりふをバシッとボソッと決める。
例えば「人の声でワイングラスが割れるか!?」。なーんとワイングラスを指ではじいたときと同じ高さの音を出すと、スピカ-からの音なら割れる。
そこで大実験だ。
オペラ歌手やらサッカー選手やら声の大きそうな人を集め、ワイングラスをたたいたときの音と同じ周波数の音をガイドで流し、その高さの大声を出し、さぁ声でワイングラスが割れるか!?
番組は水曜日夜7:40~7:50だよ。金曜日朝10:45~10:55の再放送もあるよ。
ネットでも見れる。 →私を押して。
僕もやってみた。やってみなくちゃわからないからね。確かに震えるけど…だめだった-。
Googleとアメリカ作家組合との和解協定について [気になる話]
という文書が、出版社から僕の亡き親父の著作権保持者であるオババ大統領(母親のことだよー)に届いた。
あらかたは新聞で知っていたが、むかつくなー!
事の発端は2004年にGoogleが著作権者の許諾無しに図書館の蔵書をスキャンし、電子データベースを構築し、GLP(グーグル・ライブラリー・プロジェクト)を始めたことである。
これに対して2005年アメリカ作家組合が著作権侵害であると訴訟を提起。
そして2008年10月28日に和解が成立。ところがこの訴訟が集団訴訟と見なされ、この和解が勝手に世界中で通用することとなった。
なんでアメリカの勝手な法律で日本まで巻き込まれるのだよ。
権利者の選択肢(5択だよー)
①和解に参加する 「何らの通知も行わなければ自動的に和解参加となる」 あんだとー
②参加を拒否する 「Googleがスキャンを行わないという保証はない」 あんだとー
③異議申し立てを行う 「アメリカの裁判所に対して…」 あんだとー
④⑤ 省略
むーかーつーくー `´#
しかも期限が5月5日だと。
詳細は http://www.googlebooksettlement.com へEメールで問い合わせろだと。
google street viewも勝手に人んちを写していきおって。
↑ うちの駐車スペースと弟の車。もうこの車じゃないから、2年ぐらい前に写していきおったな。うぬぬぬっ。
どちらも「辞めてほしかったら言ってこい」という態度が腹立たしい。
まぁ、こういうのを「ごまめの歯ぎしり」って言ううんだろうけど、黙ってることはできん。一応ここで抗議しておく。
布団デバを見たデバ! 〃゜⊆⊇ー [気になる話]
たたたたた大変である!上野動物園のハダカデバネズミの女王陛下が昨年12月9日にお子様をお産みになったそうだ。
奧が女王陛下と思われる。手前の小さいのが王子と王女!すると下にいるのがあの布団デバ!自ら敷き布団になりにくる布団デバ!あーっ、ついに見てしまった♪♪♪
しかしまわりはこのコーナーをスルーしとる。スルーしてミーアキャットを「可愛い~」だと。まぁ、可愛いが。^^; でも布団デバだぞ!
知らない人のために書いとくと、ハダカデバネズミはアフリカの東側に住む動物で、女王を中心にしたミツバチみたいな社会を作って、地下のトンネルの中に住んでる。
ハダカで出っ歯でネズミだよー。なりたくはないけど見てると可愛いよー。
哺乳類のくせに変温動物だよー。
子デバが生まれると布団係がやってきて、自ら子デバの下に敷かれるんだよー。それが布団デバだよー。
今しか見られないよー。
今年度の授業その他が全て終わりました。公立の発表が都立、神奈川県立が明日。埼玉、千葉県立はもうちょっと先。でもZ会の今年度が終わり、明後日2月28日にお茶の水校の、3月24日に渋谷校の卒業パーティがある。
立食パーティで、途中にBINGO大会がある。そこの賞品にハダカデバネズミのぬいぐるみを寄付しようと思って上野動物園に行ってきた。ついでにぐるっと回ってきたけど、なんと布団デバだよ。布団デバで寒さもふっとんだよ。←ドラゴンボールにあるので子供には意外に受けるダジャレ。^^
この日は珍しくアルマジロも活発に動いていたよ。2匹いてクルクル動き回ってた。有馬一郎と有馬次郎か!ヘ( ̄ー ̄)ノ
これは丸まらないムツオビアルマジロ。仰向けになってなんだか背中を地面にすりすりしてた。
今はゾウ舎が改装中、サル山も改装中、パンダもいないので、下の園の小動物館がお勧めだぜい。
主のいないパンダ舎はレッサーパンダの遊び場になってた。うー、パンダじゃないのに。でもモフモフしてて可愛いぜ。一時も止まらないのでコンデジでは写真を撮るのが苦しいぜ。
お休みのミツユビナマケモノの下にはツチブタが同居。
この日のヌマルネコさんは舌を出してませんでした。舌を出してるヌマルネコさんはこちら。 →私を押して。
3月1日から早くも次年度が始まる。今年も追い立てられるように今年のことが思い出になっていく。ちと寂しいぞ。ヽ(。´д`。)ノ|
根性シュロの1年後。 [気になる話]
去年の今頃、家の近くの裏道で、アスファルトの割れ目から生えている“根性シュロ”を見つけた。1年でどれくらい育ったか見に行くと…、
左が去年、右が今年。心なしか上の方がたくましくなったような気がする。20年後が楽しみだなぁ。
去年の記事を書いた時、初めてシュロが被子植物でヤシ科の植物であることを知った。それまでてっきり裸子植物だと思ってた。そして「裸子植物のソテツとどう違うのだ?」という疑問から東京中ソテツを探してまわった(というほど探してないけど^^;)。
霞ヶ関の憲政会館のいある大ソテツにたどり着き(過去記事)、さらに“ソテツアンテナ”を伸ばしていたらうちのすぐ裏の家に立派なソテツがあることに気がついたり、Z会の御茶ノ水校のすぐそばの交差点の角に見つけたり、第3京浜の保土ヶ谷パーキングエリアで見つけたり…と、やたらソテツが目に入ってきてしまう。
ある冬の日、鎌倉に遊びに行った夕方、夕焼けがとってもきれいだった。「そうだ、小坪の漁港あたりに行けばよく見えるかも」と思い、行ってみると大正解!
ムンクの絵みたい!漁港の脇の小坪(逗子?)マリーナの一番先ちょから撮った。右にちょっと見えてるのが江ノ島だよ。日が沈んで車に戻り、そこいらを良く見てみると…、なんと街路樹がみんなソテツではないか!
これは4月にまた行ってみて撮ってきた。しかし、これが立派な街路樹になるまで何十年待つ気でしょ?
このときは薄曇りだったので夕日はこんな黄金色でした。左が江ノ島、右が稲村ヶ崎。日の入りの位置がだいぶ北にずれてきてるのが分かる?
ところで、このとき野良猫がいたんだけど、僕は何しろ猫使いなので、たいていの野良猫は僕を見ると挨拶によってくる。
うむ、大儀である。
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。